
葬儀のあと7日ごとに初七日・二七日・三七日・四七日・五七日・六七日・七七日(四十九日)があり法要を営みます。ただし最近では初七日の法要は葬儀当日に繰り上げて行うことが多くなっています。二七日から六七日までの忌日には本来僧侶を招いて法要を行いますが、近頃では遺族だけで簡略に焼香をすませるようです。一般的には四十九日を忌明けの日として親戚、知人を招いて法要を営みます。宗派や繰上げによって忌明けを五七日(三十五日)で営むケースもみられます。この忌明けの日を境に葬儀のお返し(香典返し)を行います。お返しは忌明けの前、後と差し支えはありませんが最近では前もってお返しをするケースが増えております。熨斗紙には「志」とお入れし戒名もいれていきます。
品物としましては繊維・寝具関係がよく使われます。また洗剤、石鹸・食品といった実用的な品物もふさわしいです。金額に応じて先様が選べるカタログギフトでお返しをするのも近頃ではよくみられます。
一人一人に商品を選ぶのは大変な労力となりますので金額に応じ段階にわけて一律に同じ品物を選ぶ事もよいでしょう。宗派により返す時期や表書きは異なりますのでまた係員までお気軽に相談下さい。